スマホ普及の鈍化は近い?

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GREEやらDeNAやらサイバーエージェントってのはスマホでいつまで稼げるかというのはすごい気になるところですが、スマホ普及が一段落して最初に苦労するのはメーカーだと思います。

すでにAppleはiPhone需要の減速で利益が伸び悩んでいる状況。たまごっちを船で運んでいる間にブームが終了したって話は嘘かほんとかわかりませんが、テレビ作るねん!で工場建ててエコポイントが終了と同時に経営も終了した某家電メーカーのように、スマホ需要への対応のために設備投資を積極的に行なっているところはこれから辛くなるんじゃないでしょうか。

スマホ需要が落ち込み始めるのはそろそろじゃないかと思っている
元々、ガラケー末期にはインセンティブの減少などであまりにも端末価格が高騰したたのと、そもそも機能的に円熟したため、ユーザーの機種変スパンがかなり長くなるという悩みを抱えておりました。内閣府の消費動向調査によると、2002年は2年だったのが、2011年は3.6年にまでなっています。ところが、2012年はこれが減少し、3.5年となりました。スマートフォンのおかげと思われます。特に、初期のスマートフォンですね、iPhone3GSやAndroid2.1、1.6の機種を使っているユーザーの買い替えサイクルは短いと思われ、ガラケーからの移行組と共に、この辺りの需要も2012年のスマホ売上に一役買っていたと考えられます。

新規、機種変の需要が一巡して、Androidで言うと枯れてきたICS以降、iPhoneだと4S以降の機種が増えてくると、また以前のように買い換えスパンが伸び始めるのではないでしょうか。大体4割程度と言われている現在のスマホ普及率、まだまだ伸びしろはあるとは言え、どう考えてもスマホが必要ない法人契約の携帯なんかも多数存在していることをふまえると、今年後半〜来年にかけて、需要が落ち込み始めるんじゃないかなと勝手に思っています。根拠ないですけどね。

スマホコンテンツはどうなんでしょ
Web制作現場というか、自分の肌感覚からすると、まだまだサイト制作需要はあります(うちだけかもしらんけど)。レスポンシブデザインの普及などで単価の下落はありますが、需要としてはまだまだだし、Webを見ていても未対応のサイトって多いです(もう無料でワイヤー作るからスマホ対応してほしい!ってサイトもいくつか…)。

最初に挙げたコンテンツ会社にとっては、まさにこれからが本番。リテラシーが低い人々が流れ込んだスマホ業界からいかに課金で儲けるかという世界になってきます。嫌な世の中です。良くも悪くも、携帯コンテンツをよく使う人はスマホ、電話とメールだけの人はガラケーという大枠が出来たので、ビジネスにならないからガラケー無視というサイバーみたいな荒業が可能になりました。コンテンツ業界もガラケーを捨ててスマホへ移住する流れが緩やかになりながらも進んでいくのでしょう。

ネット調査を鵜呑みにしない
余談になってきますが、昨今データ系の主流はネットリサーチです。しかしこれは「PCでアンケートパネルの募集に応募している人」という結構強いバイアスがかかったユーザー群へのアンケートであるということに留意する必要があります。最近はスマホ回答もありますけどね。

仕事なので僕も「スマホ普及率は一部年代では6割!」とか煽り入れた企画書作ってますが、パソコンでアンケートに回答するぐらいのリテラシーの人々ですからスマホ普及率も高いのだと思います。郵送調査だとかなり信ぴょう性があがりますがいかんせんお金もかかるのでなかなか事例が出てこないですよね。おおまかに見るとネットリサーチ結果では4〜5割、実際の普及率は3割あたりというところでしょうか。D2Cが毎年郵送で調査しているので、今年もその結果が気になるところです。

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