Peachの航空券予約まわりのUIが酷い

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自分は関西在住なのでよくPeachAviationを使います。シートピッチは180cm近い自分には拷問ですが、ストレッチシート使っても他より安いですからねー。ところが、このピーチのWebサイトの使いづらさが尋常じゃない。いくらLCCでもネット予約のユーザビリティまで落としたらダメだろってことでイライラがつのったので投稿。

ANAやJALは、電話窓口もあり、ネット予約と手数料の差は無くサービスが提供されています(通話料はかかりますけど)。Peachについては運賃を安くする代わりに電話予約は手数料を高くしてできるだけ運営コストの安いネットで予約を完結させようとしています。

ところが、コストダウンのためにWebサイトに客集めて、集めた客をクソUIでドブに捨ててるのがピーチです。残念というかもったいないというか。開発会社のいいなりに作らないで、もっとちゃんと主体的に考えてくれ。主体的に考える人がいなかったら考えられる人を探す努力をしてくれ。というわけでいってみましょう。

あまりログインしてほしくない?ひっそりとしたログイン導線

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航空会社のWebにおいて一番大事な機能は予約、予約確認・変更ですよね?これ以外に何使うってぐらいの重要度ですが、ピーチのWebサイトの予約機能にはちょっとほかのサイトと動作が異なる点があり、予約する時に注意が必要です。

  • 新規ID登録ページへの導線がトップページにない(予約導線の途中のログインボックスの下にある)
    →あんま会員登録してログインしてほしくないのか?
  • トップページから直接ログインできない
    →ログインしてほしくないのか?
  • ログイン状態の保持の仕方が不便な仕様になってる
    →だからログインしてほしくないのか!

トップページにID登録導線が無い件

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ID登録をするにはログイン画面を開いて、その中にある新規登録のリンクを押さないとID登録画面へ行けません。ID登録はわりと大事な機能だと思うのですがなんでこの深さにあるんでしょうか。普通会員機能を持ったWebサービスであれば会員登録を積極的にさせるのが当たり前。購入後もメルマガなどでコンタクトが取れるからです。

ただ、コンバージョンがどうしても落ちるので非会員でも買える導線を「消極的に」設けているのが一般的です。ピーチの場合はどうもこの会員登録を積極的にしてもらおうという意気込みが感じられないんですよね。何か会員登録してほしくない事情でもあるのかなぁとゲスい考えが湧いてきます。
一応アカウントについての説明のページを見つけたのでリンクを置いておきます。
Peachアカウント

トップページから直接ログイン出来ない

トップページにログインボックスがないので、ログインするにはグローバルナビの「予約/購入」や「予約確認・変更」を押して表示される次の画面の右上の「ログイン」を押してログインし、次の画面の一番下にある空席検索から検索して予約します。右上の一番目が行かないところにログインボタンがあるので、これに気づかないでそのまま進めちゃって、IDに紐付かない予約をしてしまったことがありました。

通常、ユーザー利便性を考えたらIDを持ってるユーザーはログインさせた上で予約や購入させた方がコンバージョンが高いんですよ。住所やら氏名やらパスポートNo.やらを入れなくていいので。なのに積極的にログインさせてくれない。Jetstarは購入導線の途中にログインボタン、ありますよね。

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そして何よりクソなのがログイン状態の保持の仕方

トップページから「予約/購入」を押してログインボックスからログインし、空席検索をした状態でウィンドウを閉じます。別の予約を見ようと「予約の確認・変更」を押すと、一般的なサイトであればログイン状態が保持されているので普通に自分の他の予約が見れるのが当たり前ですが、ピーチの場合はセッションでしかログイン状態を管理していないようで、ウィンドウを閉じるとログアウト状態になっており、再度ログインする必要があるんですよ。
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右肩にログインボタンがあり、普通はこいつを押すとログインボックスが表示される

ここまでは100歩譲ってまだ理解できるのですが、再度開かれた予約確認画面にはログインボタンが無く、ID登録なしで予約した場合に表示される予約番号と苗字を入力する欄しか表示されないのです。意味がわからない。たぶんバグってログインボタンが消えてるんでしょう。そして、予約確認画面ではなく新規予約画面へ行こうとして「予約/購入」を押しても予約番号によるログイン画面が表示されてしまいます。予約番号持ってないのにどうしろっていうんだ。これから予約したいのに。
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もしかして推奨環境じゃないのかと思って調べたところ、Chrome15以上ならOKみたいなので大丈夫ですね。ほんとどうなってるのかよくわかりません。

おいおい、ちょっと待ってよ、空席検索してウィンドウ閉じてまた検索って相当レアケースじゃね?と思うかもしれませんが、ピーチは結構頻繁に運賃が変わるので、わりと何回も空席検索をして運賃を見るんですね。なのでどうもそのキャッシュが残っている場合にログインボタンが表示されなくなるみたいなんです。とか書いててキャプチャ撮ろうと思ってログイン画面だそうと全キャッシュCookieクリアしたのにログインボタンが出なかった…どういう原因?サーバー側のキャッシュのせい?

一本道の予約導線以外の動作につけこんでガタガタ言うなよって言われるかもしれませんが、そこにウィンドウがある限りそのウィンドウはいつか閉じられ、そこにボタンがある限りいつかそのボタンは押されるのです。動作に制限があるならボタンを非表示にして押させないようにすれば良い話であって、この場合は一旦予約フローに入った状態でウィンドウを閉じられた場合、再度予約導線へ入る以外のボタンを表示しなければいいわけです。

でもそんなクソ仕様あり得ないので、だったらちゃんとログイン状態を管理してウィンドウを閉じられても一定期間ならログイン状態でページを開けるようにしておくべきなんですよ、みんなそうやってるんだから。もしくは銀行のサイトみたいに戻るボタン押したらエラー画面出すとか(これも微妙な仕様だとは思いますが…)。一つのウィンドウで操作を完結させろっていうのはサービス提供側のエゴであって、閉じられたらどうするかを考えないとダメなんじゃないでしょうかね。

あげく、セッションが生きてるウィンドウを閉じようとするとこれですよ。falseじゃないだろと。
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複数タブを開いて予約をいじろうとするとエラーが出ますがこれは当たり前ですね
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なんかログアウトボタン押したら一瞬こんなん表示されたけど大丈夫?
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おそらく決められたルートでの動作確認しかされておらず、異常操作系の確認は適当にしてるか、確認して問題は認識はしてるけどもう検収しなきゃいけないし取り敢えずちゃんとたどれば予約できるからいいやでGOされてしまったか、これ検収しないとローンチ出来ないんでしょ?どうします?って言われてこうなったのか。こうしてまた一つ、世の中にクソサイトが生まれてしまったわけです。

しかしこんな考慮漏れだらけのサイトで取消手数料とか変更手数料が頻繁に発生して、しかも多通貨の決済が動いてるとかマジ地獄なんだけど本当に大丈夫なんでしょうか。

さらに、ログイン状態をセッションのみで管理している弊害で、予約変更などログイン状態が必要になる場合、都度新規ウィンドウが立ち上がります。予約してログアウトして確認して…でウィンドウがバカスカ開く仕様になってましてこれはこれでかなり酷い。

あ、あとちなみにスマホサイトもあるですが、こっちはログイン機能が実装されてないというトンデモ仕様で搭乗者情報は都度入力というなんともお粗末な状態。酷すぎるでしょこれ。他にもラジオボタンの入力値保持がされていないので復路便だけ日付いじったのに画面遷移後のページで往路のラジオボタンもデフォルト位置に戻ってたりとか使いづらいところいっぱいあるんですよ。チューニングとかやる気あるのかな。LCCなんだからWebの予約コンバージョン上げてかないとダメでしょ。経費節約のためにエレベーター使ってません!って言うのはいいけど、経費節約のためにちゃんと仕様検討してません!はマズいだろう。

とまぁこんな感じで予約するにしても結構ハードルの高いピーチ。お客さんは安いから仕方ないかーって納得してるんだろうか。罪深いのは電話での手続きに手数料を設定してわざわざWebへ誘導している、つまり色々な世代、リテラシーの人に対して積極的にWebサイトでの予約を推奨しているにも関わらず、しかもサイトのゴールは明らかに航空券の予約がメインであるにも関わらず、予約UIがクソすぎるという点。作ったやつ誰だろと思って調べたんだけど決済システムをNTTデータが受注しているところまでしかわからんかったので今日はこのへんで終わりたいと思います。最後までお付き合いありがとうございました。

スクリーンショット(2014-05-19 17.43.17)

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