使い始めて最初につまずいたのがこれでした。XPERIA acroでは/mnt/sdcardは正真正銘のSDカードで、外部ストレージがマウントされています。ISW16SHでは、内部ストレージ16GBをアプリ領域2GB+残りというふうにパーティションを切っているような状態になってましてこれがややこしいのであります。
というわけで、SERIE側ではmnt/sdcard/external_sdに外部ストレージがマウントされます。つーか/sdcardはSDカードじゃ無いじゃん…ややこしいので図解を。
mnt
└sdcard ←acroはこれがSDカードだった。
mnt
└sdcard ←SERIEではこいつは内部ストレージの第2パーティション
└external_sd ←こいつが本当のSDカード
これ常識なの?大容量機では常識なのかなぁ。初めて知りましたよ。
最初につまずいたのはTaskerの設定インポート。acro側でTaskerのバックアップ機能を使ってSDへ設定ファイルをエクスポートし、SERIE側で読み込むわけですが、TaskerはSERIEの内部ストレージのフォルダを参照するため、バックアップファイルがありませんと言われます。結局、acroで保存した/sdcard/TaskerにあるファイルをSERIEの/sdcard/external_sd/Taskerからコピーして/sdcardに作成したTaskerフォルダへ移動します。そうすると、Taskerからレストアすれば設定が読み込まれました。めんどくさいです。
同様に、キャリアメールアプリでバックアップしたメールもどこに行ったかわからなくなりましたが結局Taskerの時と同じことになっているだけなのでこれもサルベージしてインポート。
カメラなども初期の保存先は内部メモリになっているので、設定でSDカードへ保存するように変更できますが、一部のアプリなど、/sdcardにデータ領域を作ってしまうアプリについては変更のしようが無い気がします。このへんは端末が悪いというより、AndroidOS自体の仕様ですね。
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