Android用広告ブロッカー「AdGuard」のインストールと購入方法、レビュー

シェアする

Android用のAdBlockerを探していたんですが、いいのがあったのでご紹介。ロシア製で怪しいんですが使い勝手とブロック性能がとても良いです。

はじめにご注意

  • このアプリはGoogle非公式アプリです。
  • ロシア製です。
  • クレジットカード決済します。
  • インストールするとVPNクライアントとして動作します。

以上の要素がありますのでリスクが分かる人のみ使用することをおすすめします。

アプリのダウンロードとインストール、使い方

まずサイトへアクセスします。
こちらからhttps://adguard.com/

Dowonload for Androidをタップします。


あとは非公式アプリインストールのいつもの流れです。設定アプリから非公式アプリのインストール許可をしたうえで、アプリをインストールしてください。
アプリの権限はこちらになります。

SDカードの読み取り権限になってるので、連絡先とか電話機能なんかにはアクセスしません。

インストール完了したら起動して設定を続けます。



「GET STARTED」でチュートリアルが始まります。「SKIP TUTORIAL」で飛ばしますが、ここはチュートリアルに沿って設定してみましょう。


「Protect your privacy」です。これはターゲティング用のトラッキングCookieを拒否するかしないかって話です。ぶっちゃけONにしといた方が有益な広告が出るようになるんですがどうせブロックするから拒否でいいですね。



「Remove social media widgets」はいいねボタンとかツイートボタンの非表示機能です。サードパーティ製のシェアボタンプラグインやシェアボタンを独自実装しているサイトでは効果がないのですが、オフィシャルのボタンを使っているサイトでは非表示になるみたいです。いいねボタンとかはページのロード速度に影響があるのでいいのですが、シェアできなくなるのでお好みで設定を。


「Block malware and phishing」はマルウェアやフィッシングサイトをブロックする機能です。これはONでいいですね。


「Speed up websites loading and save bandwidth」これは特に機能とかではなく、トラッカーや広告を削除するからロード時間とデータ量の節約になりますよって話です。CONTINUEをタップして続けます。


「Blocking ads in all apps」はブラウザ以外でのアプリでも広告を表示しない機能で、これは有料機能になります。とりあえずSTART YOUR FREE TRIALでフリートライアルを開始します。

以上で設定は終了です。続いて、初回起動時のアラートです。


初回起動時に注意事項が表示されます。まずこの画面、要約すると、このアプリはVPN接続をするように見せかけるけど、別に俺らのサーバーを介して接続するわけじゃなくて、端末上だけで処理は完結するから安心してくれって話をしています。この次にシステム警告が表示されるけど許可しろよ!と書いてあります。OKを押します。


アドガードがONの時はバッテリーとデータ消費の統計情報がほかのアプリと共有されるので正確に表示されないよって話です。とりあえずOK。


これがさっき言ってたVPN接続警告です。理解できる方のみOKを押してください。これで設定は終わりです。

購入

さて、無料状態だとブラウザでの閲覧のみ広告ブロックが適用されて、他のアプリではスルーされます。安いので是非有料ライセンスを買ってみましょう。ただ、罠が結構あるので説明していきます。


https://adguard.com/にアクセスして、下の方の「Purchase」をタップします。


まずここで最初の罠ですが、初期設定のドル払いを選択すると割高になります。なので、$マークをタップしてRUB(ルーブル)を選択します。すると、19ドルのものが239RUB(460円ぐらい)になります。ルーブル以外は高いので、ルーブルで決済した方がいいです。次にライセンス選択です。デフォルトでは2+2になっています。これは2Android機器+2PCになります。1+1にもできます。個人的にはこれお得なのでPC版も買ったらいいと思いますが、いらない人はモバイル版のみ購入ができます。

次の罠ですが、「License period」がデフォルトでは1年になっています。1年とLifetime(永遠)は倍ぐらい違いますが、2年以上使えばお得です。ここはぜひLifetimeに変更しましょう。

本日時点ではルーブル建ての2+2ライセンス、Lifetimeで1020円ぐらいになります。ちなみに、円建てを選ぶと5,600円もします。(今セール中なので、定価は12,000円)

最後にBuy nowして決済に進みます。ここがちょっと不安定なんですが、自分が購入した時は「スマホサイトからだけPayPal決済ができるけど、モバイル単体ライセンスは選べない」状態でした。今確認したところ、「スマホサイトでもPayPal決済ができない」状態になってました。さらに、PCサイトではルーブルが選択できないという衝撃のデメリットがありますので、ルーブル建てで払うにはスマホサイトから買う必要があります。ですが、UAH(ウクライナ・フリヴニャ)建てならそこまで不利じゃないので、どうしてもPCサイトで買いたい人はUAHを選びましょう。

ちなみに、PayPal決済ができない場合、別の決済会社にクレジットカード情報を渡すことになるのでそれなりのリスクがあります。お決まりですがわかる人のみお願いします。

というわけで、決済が終われば晴れてライセンスキーが送られてきますので、アプリにキーを登録して利用可能になります。

アプリの詳細設定

アプリの詳細設定についてはほとんどいじる必要はないかと思いますが、いくつか設定を見ていきましょう。
AdGuard起動画面からメニュー→General→と進みまして
Update over WI-FI only
これは広告のパターンファイルアップデートをWi-Fi環境でのみ許可する設定です。基本、ONにした方がよいかと。

Clear statics
これはブロックした広告数などの統計をクリアするときに押します。

次にメニュー→Ad Blocker
ここは各国のフィルタを適用する設定です。デフォルトでJapanese FilterがONになっているので触る必要はないですが、別の国はOFFになっているので、必要に応じて設定しましょう。

あとはフィルタカスタマイズなどが色々ありますが、自分もいじっていないので折を見て追記します。

レビュー

さて、肝心の広告ブロックの性能ですが、かなりのものを削除することができて結構びっくりしました。特にまとめサイトなどを見る機会が多い方にはかなりオススメなアプリです。使用データ量も格段に減るので、速度遅めの格安SIMとの相性もばっちり。さらに、PCライセンスも買うとPCでも広告ブロックができるのですが、これがまた便利なのでかなり満足度は高いです。

気になる安全性ですが、特に気になる情報は掲載されていないので大丈夫かと思われます。ちょっとまとめてみると…

  • VPNクライアントという体で端末内処理なので、接続しているサイト以外に情報が出ることはない。
  • どのみちSSL通信なら通信内容までAdGuardが見ることはできない。
  • 最悪、流出する情報は「非SSL通信での通信内容」と「SSL通信の接続先」のみ

ということになります。カード番号などを扱うサイトやID,PWのログイン画面はだいたい暗号化されているのでまず問題はないかと思いますが、最悪広告のトラッキングなどにAdGuardの情報が使われる可能性がゼロではないというリスクだけは覚えておきましょう。

また気になることがあれば追記していくつもりです。

HTTPS Filteringについて

AdguardにはHTTPSフィルタリングと言って、本来暗号化されていてAdguardではフィルタリングできない広告もフィルタリングする機能があります。Android版では利用するときはユーザが設定しないといけなくなっていますが、なにやら警告文が表示されて剣呑な感じがするので、その内容について、書いておきたいと思います。完全訳ではなくわかりやすくした意訳なんであしからず。
設定は、setting→HTTPS Filteringから実行できます。

What is HTTPS?
HTTPSってなんだよ?→カード番号とかが暗号化できる仕組みだよ。

Why shoud it be filtered?
なんでHTTPSをフィルタしないといけないんだよ。
→最近ウェブサイトをSSLで暗号化するサイトが増えてきてて、それに合わせて広告も暗号化されてきてるんだけど、それをやられると広告がブロックできなくなっちまうんだ。例えば、YouTubeとか、Facebookとか、Twitterなんかだ。

How does the filtering of encrypted traffic work?
どのようにして暗号化された通信のフィルターが動作するの?
これが簡単にできたらHTTPSが安全なわけねーだろ。まず、ブラウザとウェブサイトの間にAdguardが入って、ブラウザにはAdguardが安全だと信じ込ませる。そしたら本来ブラウザとウェブサイトの間でされている暗号化通信をAdguardが横入りして通信内容をみてフィルタリングすることができます。もちろん、誰でもこれができるわけじゃなくて、特別なルート証明書をインストールしないといけないんだ。

Does my traffic stay secure and encrypted?
私の通信内容は暗号化されたままって認識でOK?
→もちろん!Adguardがサーバ証明書をチェックするだけで、通信内容は暗号化されたままだよ。

デフォルトではAdguardは金融系のサイトはフィルタしてないんだ。HTTPSフィルタリングは2つのモードで動いてる。
・ブラックリストのドメインだけどチェックするモード
・ホワイトリスト以外のドメインを全部チェックするモード。このホワイトリストは金融機関や銀行が入ってて、常にアップデートされている。

All right, how can I enable it??
よしわかった、んでどうやったら有効にできるんだ?
1.証明書をインストールしてくれ
2.パスワードとかロックパターンを設定してなかったら、設定する必要がある。
3。Adguardを再起動してくれ

どうやったら証明書をアンインストールできるん?
1.Androidの設定→セキュリティ→信頼された証明書を選ぶ。(注:たぶん端末によって場所が違います)
2.Userをえらぶ
3.Adguard Personal CAを選ぶ
4.削除する

HTTPS Filteringのまとめ
基本的にはアンチウィルスソフトのSSLフィルタと一緒で、本来ブラウザとウェブサイトのEnd to Endで暗号化されている通信の間にAdguardを入れるために、ルート証明書をブラウザにインストールします。そうすると、End to Endの間に横入りして、Adguardが通信をデコードして内容を見ることができます。

ウェブサイトとの通信は暗号化されたままで可能であり、またデフォルトではブラックリスト入り(つまり、広告を配信している)しているドメインしかフィルタしないので、安心してほしい。みたいなことが書いてあります。

これはもう信頼するしないの判断なのでみなさまご自由にって感じですが、リスクとしては、↑で書いていた「SSL通信の内容は見れない」状態から、「SSL通信の内容も設定によってはAdguardが見れる」状態になります。この点を加味して、判断頂きたいところです。

ところでこのHTTPS Filteringですが、PC版だとデフォルトONなんですよね。。Android版と同じく選択式にしたほうがいいと思うんだけど…

スポンサードリンク
 
シェアする